みみにっき

mimiが書く日記です。

写真は視線です

写真が好きでコンデジいつも持ち歩いてて、デジイチもたまに持ち歩くのだけど、写真で面白いのはやっぱり「その人が何に注目してるか」っていうのがわかりやすい所だと思う。

絵や立体の作品というのは、作品全体を自らの手で創るということに重点が置かれているような気がする。クラフトなこと、複製不可能なこと自体に価値があるというか。
写真はその辺をすっ飛ばすことができる。被写体を自分でゼロから創ることがあまりなく、基本的に複製可能であるということによって、手作業の持つ重さ=ともすれば鈍さを排除できる。カメラはそこに在る「世界」を撮るだけなわけで。その世界をどんな観点で切り取るかという視線の角度が重要。だから絵が下手とかは気になるけど、カメラが下手とかはあまり気にならないんだよね。
もちろん全てのアートはどうとも表現できるので必ずしも私が言う通りではないと思うけど、上手い/下手のテクニックの世界にとらわれず、その世界観が好きか/嫌いかだけで判断できる軽やかさ。それが写真の魅力の一つであることは間違いないかなーと。

んで最近私が楽しいと思うのは、自分がいつも使ってるカメラを人に触らせてみて、自分が撮影したときとの違いを見ること。
コンデジならなるべくマクロモードにしたり、デジイチを単眼で使ってもらって、被写界深度を高めるとさらに面白い。焦点すなわちその人が見てる世界だと思うので。それで風景や人を撮らせてみて、その被写体をどれぐらいの大きさで写真に納めるのかとか、角度とか、偶然でも何枚かの写真で同じパーツ(人なら髪とか手とか)に焦点が当たってると、もう最高。この人には世界はこう見えてるんだ!と心得た気になる。同じ世界に生きてるはずなのに、こんなにも見え方が違うのかというのがすごい刺激的。そういう微妙な差異を楽しむ時、私は世界は広くて、美しいなーと感動してしまうんですよね。