みみにっき

mimiが書く日記です。

わたしも若い子だった

私は今の職場(Webプロダクション)で人事・広報に従事しているので、若い人…まだ10代とか学生とかそういう子に会って、会社のことを話すことが多い。

社歴の長くない私が言うはおこがましいけれど、弊社ってとても変わってて面白い。
もちろん、お仕事なので私はなにかしら魅力的だったりデキる子に声かけることが多いけど、そういう子をなにがなんでも採用してやるぜという訳でもなく(もちろん採用して一緒に働けたら嬉しいけど)、第一声目は必ず「一度会社を見てみませんか?話をしませんか?」って声を掛けるのだ。

それで、広い社会の中にはこんな会社もあって、こんな視点もあるよってことを知ってもらう。
あなたがどんな会社を見てきたかは全部わからないしうちが全部叶えてあげられるかはともかく、なにか感じることがあれば嬉しいな、ってスタンスで、会社が私に学生さんを呼ばせてくれるので、諸々割と正直に学生さんや若い人に話せるのはほんとうに有難いと思ってます。
もちろんそれは、弊社がいち会社として魅力的だから、胸を張って呼べるんだけれども。

なんかこの、全く縁がなかったはずの子と話す機会を作れるってほんと会社のいいとこだなーと最近思う。それは、会社の利益というだけでなくて、いち人間としても嬉しいよね。そして、来てくれた若い人から学ぶこともとても多い。
(とか書いてるけど、それは健太郎さんの果てしないアンテナや嗅覚によることがほとんどで、私の話すことだってその厚い経験から比べたらほとんど無に等しいことしか話せてないのでご承知おきを…)


今日はそんな中でも私が妙に好きな子、hydekickくんの4月から住むお部屋探しを手伝いました。彼は何回もご飯おごったのに、結局mountというかっこいいのを作る会社に決めたそーですよ!お前なんなのマジで!

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でも彼のトゲトゲした感じと賢さや視点の面白さが絶妙にマッチしたあの人柄が、私は個人的にすごく好きで。
というのも彼は賢いから視点が面白いし、視点が面白いから納得できないこともあってトゲトゲするし、トゲトゲして色々考えるから賢いんだろうなと。全部相関しているよね〜。
(無意識かもしれないけど)そういういい相関を回せてて、さらにそれを相手に提示して僕はこうだ、って言うことができるある種の強さがあるところがなんか好きなのだ。こんなステッカー作って配っちゃうんだもんなぁ。いいね。

色々納得がいかなくて毒づいたりクサクサするのは世間的には「不器用」と言うのかもしれない。けど、私はなんかそういう飾らないものとか、どうしてもこの表現しか思いつかなかったその人の思想みたいのに美意識を感じるし、世間がどう見ようが美意識から来るのなら、それは一つの面からしたら、美しいということなので。その美しさが好きならば、それはやっぱ好きということなのだ。

というわけで現在九大生の彼が東京来たときは、ちょこちょこと会ってご飯食べて話をする。私は、デザイン面で手を動かせはしないので、人とかお仕事そのものにまつわる話ばかりになってしまうけど。

物件探しは、「渋谷勤務、自転車圏内で幾らまでの部屋」という希望があるにもかかわらず、3月中旬のタイミングになっても部屋探ししてないという大物の彼に「寝るだけの部屋にしても絶対鉄筋コンクリートにせよ」と言い張ってみたり。
それで、結局は「別に今木造だけど困ってねーし」というヒデキ氏に4時間付き合って、最初に見た鉄筋の部屋に決めるという結末でした。

でも、一回納得行くまでやらせてダメならダメってならないと次行けないよね。私も20代前半はそうだったよなぁとかちょっと照れくさく思いながら彼の思うまま物件をこねくり回して行ったり来たり。無事決まってよかったねってことで夕方解散した。

転職してこのかた、何故か昔のことを思い出すことが多い。自分が黒歴史だと思って向き合ったり考えないようにしてた仕事や生活のこととか、昔の恋のこととか、ちょっと前ならウァー!ってじたばたしたくなるような恥ずかしいことも思い出しては無性に目を細めてしまうのだった。なんなら懐かしくて胸がいっぱいになり、最終的に泣くよね(笑)

ヒデキくんと初めてご飯食べたとき、色々彼が思うことに対して「まぁ、時間が経てば納得したり分かることも多いんじゃないかな」って言ったら「そういう事訳知り顔で言う大人が嫌いなんですよっ!」的な感じで怒られたけどw、その時内心、私は「だよねー私もそうだったわー」って思ったんだよねwww 言ったらもっとイラッとされるから言わなかったけど…。

最近はそんな感じで出会った若い子のすべての言動に昔の自分を重ね合わせてしまうというか…、くすぐったいような懐かしい気持ちになって、なにか導こうというわけでもなく、ただ、この子が幸せになればいいなぁと思ってしまう。んでまた、なんなら泣いたりする(笑)ただの加齢かもしれないが…まぁどんなにゴミみたいな惑星でも遠くで爆発したらこっちから見りゃきれいな星の煌きな訳ですし…。若い頃は、こんな恥の多い人生の積み重ねなんて辛すぎると思ってたけど、なんか判断がどんどんファジーになって、楽しくなってくるものだ。不思議と。

私の行動は昔の自分を慰撫しているような面もあろうが、そういう経験を持ってるおかげで若い子に優しく出来て、相手がほっとしたり楽しんでもらえれるのならば、まぁ上出来かなと思ったりする。まぁこれはビジネスマン的な考え方ではないが…、プライベートワークというかライフワークとして仕事に貢献できる形で折り合いをつけながらやってけたら幸せだなと。
なので、転職してこんな風に人と向き合う機会ができて、私は何かを取り戻しているというのは間違いない。そんなきっかけをくれたいまの会社には、ホント感謝しきりです。